シャボン玉の安全性について
 
現在、シャボン玉の安全基準は、「全国シャボン玉安全協会」と「(財)日本文化用品安全試験所」の
協議により、安全基準を決定し、商品ごとに検査を行い、合格商品にはSTマークが表示されてます。

1−適用範囲
  この基準はシャボン玉遊びに属するすべての玩具について規定する。
2−品質
  試験方法によって試験し、つき゛の規定に適合しなければならない。
  容器・部品等については玩具安全基準に適合していること。

試 験 項 目
規     定     値
ストロー式シャボン玉(2)
ストロー式以外シャボン玉
 界面活性剤相当分(1)
3%以下
3%以下
 蛍 光 増 白 剤
検出してはならない
検出してはならない
 重   金   属
検出してはならない
検出してはならない
 シャボン液の容量(3)
30ml以内
600ml以内
注(1)石鹸分は除く
注(2)直接口にくわえて吹いてシャボン玉遊びをするもので、吸引できない構造のもの
注(3)1容器当たりの容量


一般的に、シャボン玉液は「界面活性剤」と「増粘剤」からできてます。
使用される「界面活性剤」は、ご家庭で使用されるシャンプーの原料と同類のものが多いようです。
通常市販されているシャボン玉液では、この「界面活性剤」の含量が3%以下とごく少量に制限されており、残りの97%以上が「水」となっています。
小さなお子さんが誤飲した場合、大変ご心配だと思いますが、原料のラット検査や、当社の50年以上の経験から考察しても、大事故につながる心配はないと思われます。
なお、大量の誤飲を防ぐ為に、1容器の容量を30ml以内と規制しました。
しかし、シャボン製造器具の進歩やお客様からのご要望により、液を大量に必要とする商品も現れています。そういった特殊な商品に限っては、従来の直接口にくわえて吹くストロー式タイプとは区別して、600ml以内となりました(例えば、ピストル型で連続して沢山のシャボン玉を作る商品など)。

誤 飲 等 の 処 置 法
誤飲の場合
口の中に苦味が残ります。(30分前後)
水やジュース・牛乳等を飲ませてください(下痢しない程度)。
目に入った場合
目薬か、きれいな水で洗い流して下さい。
遊び終わったら必ず手は洗ってください。



↓ 進みたいページ名をクリックして下さい。